IPLockで FPGAロジックセキュリティ・システムをかんたんに実装

FPGAの大規模化に伴い、回路データの価値が非常に高くなっています。この貴重な設計資産がコピーされてしまうと、その被害は甚大です。この重要なIP資産を不正な複製からプロテクトするために、IPLockが非常に有効です。

IPLockは ngc / vhd フォーマットの「IPLockコア」をユーザ回路と共にFPGAに組み込み、SOIC-8「セキュリティ・チップ」をボードに搭載するだけで IPコアのプロテクトが完成します。

動作原理

AES128暗号化方式で複合が一致した時のみ、ユーザーロジックにイネーブル信号を出力します。セキュリティ・チップがない場合、または比較不一致の場合、瞬時に停止します。

FPGAとの接続はわずか2ピン

FPGAと「セキュリティ・チップ」の接続はわずか2ピンのみで、接続が容易です。
基板パターン検討段階で、IPLock用SOIC-8パターンの追加がおすすめです。

実機動作例

「セキュリティ・チップ」装着時は、赤色LED&緑色7セグメントLEDがカウンタ動作しています。
「セキュリティ・チップ」を外すと、プロテクトが瞬時に発動し、7セグメントLEDの動作が停止します。プロテクトなしの赤色LEDはカウンタ動作し続けます。
再度「セキュリティ・チップ」を装着すると、緑色7セグメントLEDの動作が再開します。

試作時・量産時に適した製品ラインナップ

「ラボラトリーズ・パック」は、チップにユニークID書き込み済みで、少量試作用に最適です。

「ライタ・セット」はブランク・チップに任意のIDを書き込むタイプで、量産用に最適です。

詳しくは、YouTubeビデオを御覧ください。
IPLock デモビデオ(日本語)
IPLock デモビデオ(英語・最新版)

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