わずか11クロック・サイクルで暗号/復号処理 AES128-IP

デザイン・ゲートウェイのAES128-IPは、わずか11クロック・サイクルで128ビット・データブロックを計算し、 250MHzで2.9Gbps(1MHzクロックあたり11.6Mbps)のスループットを提供します。 超高速データ転送に信頼性の高いセキュリティ機能を実装することで、さらに付加価値の高いストレージシステムあるいはネットワーク・アプリケーションの開発が可能になります。

AES128-IP概要

AES (Advanced Encryption Standard) は、SPN構造のブロック暗号で、128、192、および256ビットの3つの鍵長をサポートします。 これはブルートフォース攻撃(総当たり攻撃)での解読が非常に困難であることを意味します。
デザイン・ゲートウェイのAES128-IPは、FIPS-197標準に準拠した暗号化アルゴリズムと復号化アルゴリズムの両方を実装しています。

デザイン・ゲートウェイのAES128-IPは、AES ECB モード対応、2.9 Gbps @250MHz, 11.6 Mbits/MHz の高スループット、128ビット データブロックの計算が常に11 クロックで実行
AES 暗号化ブロックを介して暗号化されたデータが送信、受信者側では同一キーを使用してAES復号化ブロックによって復号化

アプリケーション例

オーディオ/ビデオ・ストリーミングデータを、ネットワーク経由で安全に送受信できます。
(デザイン・ゲートウェイでは、ギガビットTCP/IPブロックのIPも提供しております)
超高速で取込んだデータを即暗号化して記録する、セキュア・ストレージ・システムにも最適
(デザイン・ゲートウェイでは、NVMe SSDとインターフェースするIPブロックも提供しております)

まとめ

  • AES暗号化方式は、総当たり攻撃に強い
  • 2.9 Gbps @250MHz, 11.6 Mbits/MHz の高スループット
  • 128ビット データブロックの計算が常に11 クロックで実行
  • 超高速ネットワーク・アプリケーション、超高速ストレージ・アプリケーションのセキュア化に最適

AES128-IPの解説は、YouTubeビデオからもご覧いただけます。
AES128-IP 紹介ビデオ

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