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デザイン・ゲートウェイ Hot!ニュース
2025年2月号 (2)
NVMe Gen5 IPとエンタープライズSSDで
書き込み速度 11,000MB/秒の 6.4TB サステイン・レコーディングが可能に

AMD版 NVMe Gen5 IP ページ | Altera版 NVMe Gen5 IP ページ


なぜ多くのSSDは録画用途で持続的な書き込み速度を維持できないのか?

多くのSSDは、最初の数百ギガバイトは高速書き込みが可能ですが、その数百GBを超えるとデータ転送の速度が低下します。これは、一般的なコンシューマー向けSSDが短時間の高性能を想定して設計されており、持続的な負荷には最適化されていないためです。 しかしながら、AI、データセンター、高頻度取引、次世代ストレージ・ソリューションなどにおいては、継続的な高速転送が求められます。デザイン・ゲートウェイのNVMe-IP for Gen5 とエンタープライズ向けSSDの組み合わせにより、SSDの全領域で転送速度が低下しない、サステイン・レートのデータ・レコーディングが実現できます。


エンタープライズ向けSSDで、超速11GB/秒の書き込み速度を維持

NVMe-IP for Gen5をFPGAボード上でテストし、2種類のSSDで比較しました。

  • エンタープライズ向けGen5 SSD (U.2) ➡ 高速かつ持続的な書き込み性能に最適化
  • コンシューマー向けGen5 SSD (U.2) ➡ 最初の数百ギガは高速、しかし時間とともに大幅に速度低下

AMD VHK158に、AB20-U2PCIボードで
エンタープライズ向けGen5 SSDを接続

Altera Agilex 7 I に、AB20-U2PCIボードで
エンタープライズ向けGen5 SSDを接続

実測結果

  • エンタープライズ向けSSD6.4TBのデータ転送で11GB/sを維持
  • コンシューマー向けSSD は233GBの書き込み後に転送速度が3.2GB/sまで低下
持続的な高速性能を求めるなら、エンタープライズSSDとNVMe-IP for Gen5 の組み合わせが最適です。


項目 エンタープライズSSD コンシューマーSSD
容 量 8TB 以上 通常 最大2TB
放熱 持続的な負荷に最適化 高負荷時に
スロットリング発生
書き込み性能 安定した書き込み速度を維持 高負荷の書き込みで速度低下
信頼性(MTBF) 長期間の耐久性を考慮した設計 高負荷使用時の寿命が短い

エンタープライズ向けSSDは、持続的な性能、優れた熱管理、高耐久NANDを備えており、安定した書き込み速度を重視するFPGAアプリケーションに最適です。

実測の様子をYouTubeに公開


NVMe Gen5 IP で、サステイン・レートの高速書き込みを実現!

  • PCIe Gen5 x4 対応で超高速パフォーマンスを実現
  • CPUに依存しない、完全ハードウェア制御で超低遅延
  • 主要FPGAボード & エンタープライズSSD でテスト・実証済み
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AMD版 NVMe Gen5 IP ページ | Altera版 NVMe Gen5 IP ページ


ストレージ・アプリケーションを次世代レベルへ

FPGAソリューション、NVMeアプリケーション、高速データ・ストレージを、NVMe Gen5 IPによりどのように最適化可能かをご提案します。お問い合わせ下さい。

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