本文へスキップ

先進的IPコア開発のエキスパート


NVMeTCP IPコアホストCPUの負荷なし、E2EのNVMeストレージ・ネットワークを提供!!

特長ブロック図資料ダウンロードアプリケーション例注文情報
NVMeTCP-IP

NVMeTCP IPコア は、ホストCPUの負荷なしにエンドツーエンドのNVMeストレージ・ネットワークの構築を可能にするIPコアです。NVMe-oF仕様rev1.1およびNVMe仕様rev1.4に基づくNVMe/TCP(NVMe over TCP)プロトコルを使用しており、TCPによるデータ信頼性とNVMeストレージの性能を最大限に引き出し、高性能・低レイテンシを実現します。NVMeTCP IPコアを複数使用することで、各々のデータ・ストリームを同時にそれぞれのSSDに転送することも可能です。
Intel社のFPGAに対応したリファレンスデザインをコア製品に標準添付しており、製品開発の短縮に役立てることができます。また、Intel社製FPGA評価ボード用デモファイルを準備しておりますので、購入前に無償で本コアを実機で評価・お試し頂けます。

特長

  • NVMe-oF 仕様 rev1.1 および NVMe 仕様 rev1.4 に基づく NVMe/TCP (NVMe over TCP) ホスト・コントローラー (イニシエーター)IPコア
  • ターゲット(サブシステム)側の 1台のNVMe SSD と接続、NVMe 修飾名 (NQN)により識別
  • WriteおよびReadコマンドをサポート
  • 高性能:
    • NVMeTCP25G-IP: Write = 2500MB/s, Read = 2600MB/s (1MB バッファ時)
    • NVMeTCP10G-IP: Write = 1200MB/s, Read = 1200MB/s (1MB バッファ時)
  • データ・インターフェースはメモリーマップド・インターフェースを採用
  • コマンドあたりのデータサイズ:4Kバイトに固定
  • 最大コマンド:最大256 (リード・コマンドは、リード・バッファサイズに依存)
  • リード・バッファサイズは、32Kバイト(最大8コマンド)~1Mバイト(最大256コマンド)で設定可能
  • 下記のNVMe/TCPターゲットに対応
    • IOCCSZ (I/O Queue Command Capsule Support Size): 4160以上 (1040h)
    • MQES (Maximum Queue Entries Supported): 256以上 (100h)
    • MAXCMD (Maximum Outstanding Commands):256以上 (100h)
    • Authentication: 不要
  • ネットワーク:10GbE速度で、ジャンボフレーム・パケット使用しARP要求/応答パケットを転送
  • Intel FPGA 評価ボードで実機動作するリファレンス・プロジェクトを製品に同梱、コア以外は全てソースコードで提供
  • カスタマイズ対応 お問い合わせ下さい
  • 安心の国内サポート

ブロック図



詳細資料ダウンロード

最新資料アップデート情報はこちらで確認できます。
またDGニュースから通知を受け取ることができます。DGニュースを受け取る
資料
ギガビットIPコア ブロシュアー Rev2023Q4JA
NVMeTCP-IPコア プレゼンテーション 近日中公開予定
ブログ記事 近日中公開予定
YouTube Video 近日中公開予定


技術詳細資料 & 無償評価デモファイル

対応デバイス Agilex-F, Arria 10 GX
IP コア
& オプション
データシート リファレンスデザインドキュメント デモ手順書 FPGA Board セットアップ ドキュメント 無償評価デモファイル
* パスワード依頼
NVMeTCP25G-IP Rev1.0 Rev1.0 Rev1.0 Rev1.0 Agilex-F
NVMeTCP10G-IP Rev1.0 Rev1.0 Rev1.1 Rev1.0 A10GX
* パスワードが必要です。パスワード依頼フォームからパスワードが入手できます。

購入前に無償で実機評価できます!!

NVMeTCP-IPコアは、TCPによるデータ信頼性とNVMeストレージの性能を最大限に引き出し、高性能・低レイテンシを実現します。各種FPGAボード用時間限定版sofファイルを準備しており、購入前に無償でパフォーマンスを実機で評価することができます。

NVMeTCP IP コア のメリット&アドバンテージ

NVMeTCP IPコア により、ネットワーク経由でNVMe SSDの接続が可能となるため、従来ストレージ接続に必要だったFPGA内蔵PCIe Hard IPやMPSoC、また外部DDRが不要となり、低コストでのデータ収録システムを実現することができます。

Linux OS/CPU 不要

  • 従来型NVMe/TCPストレージ・システムでは、NVMe/TCP をサポートするため Linuxを使用します。また、NVMe/TCP プロトコル制御にCPUリソースを消費します。複雑なTCP/IP制御のため、ネットワーク・パフォーマンスも低下します。
  • FPGA + NVMeTCP-IP による構成では、Linux/CPUおよび外部DDRが不要です。CPUを内蔵しない、FPGAにも対応します。

超高速起動

  • 従来型NVMe/TCPストレージ・システムでは、Linuxの起動には数十秒から数分の時間を要します。
  • FPGA + NVMeTCP-IP による構成では、FPGA高速コンフィグで、数秒でシステムが起動します。


アプリケーション例

PUSH型データ・レコーダー

PUSH型データ・レコーダーは、収録条件となったタイミングでローカル側から能動的に収録データを送信します。集中管理タイプの監視カメラの場合、常時カメラからの画像転送が発生し、ネットワーク帯域を無駄遣いしますが、 PUSH型データ・レコーダーはネットワーク帯域の消費を大幅に抑制します。
NVMeTCP-IPを使用したシステムでは Linuxや高価高性能ARMコアが不要となるため、短時間でのシステム起動、小規模・低価格FPGAでのシステム構築、収録条件前のスタンバイ待機中の消費電力やネットワーク帯域の節約、といったメリットがあります。

分散型同時収録/解析システム

センサや画像などのデータをストレージに収録しているシステムをターゲットとし、複数の解析用ホストから収録データを読み出し、複数の異なった解析を並行して実行することが可能になります。
NVMeTCP-IPコアを使用した解析システムは、CPUリソースはNVMe/TCPプロトコル処理から解放され、解析タスクにCPUリソースを集中できるため、解析効率/速度が飛躍的に向上します。

注文情報

IPコア 型番 対応デバイス
NVMeTCP10G-IP-*** -A10GX: Arria 10 GX

関連記事



Alliance Partner


株式会社デザイン・ゲートウェイ

本社:
東京都小金井市中町3-23-17
R&D:
89/13 Amornpan 205 Tower1, 11th floor, Ratchadapisek7 (Nathong) Alley, Ratchadapisek Road, Din Daeng, Bangkok, 10400 THAILAND